株式会社ガイアックス コーポレートサイト【自由すぎるウェブ解析士の3分間サイト分析#0001】


URL:https://www.gaiax.co.jp/

<特徴>
コーポレートサイトだがブログ中心の露出で、コーポレートサイトらしくはないが、同社のイメージには合っているだろう。「COMPANY OVERVIEW」のブランドメッセージは結構練られている印象である。

<勝手に改善ポイント>
・グローバルナビなど、英語中心の表記が多く、オシャレに見えやすいがユーザビリティは低下するだろう。

・トップページ、ブログ押しなのはヨイと思うが、タイトルが長すぎる。一方、リード文が途中で切れるし、実際の掲載を想定していないので、ただ表示されているにすぎない状態。

・ブログページの横幅が広すぎる。いくらでも広がるが、可読性を考えるなら、800pix以下にした方がヨイだろう。

・事業ごとに独自ドメインを立てているが、シナジーを生みづらく、まずはコーポレートサイト内で育てるくらいの方が効率的だと思われる。

PageSpeed Insightsの結果
モバイル:3、パソコン:44


最終課題をもう一度


今日も、仕事の後にラボOBの人たちと集まって、最終課題の資料作成を打ち合わせ。4人でチームを組んだが、ミーティングによって来れない人もいるため、なかなか情報共有、理解の平準化が難しい。前回休んだ人が参加すると、どうしても話しを巻き戻したり、違う観点が入って、方向性が変わってしまいがちだからだ。ただ個人的には、自分の最終課題のときの進め方が十分ではなかったと思っていたので、半年前に戻って改めてやり直しているつもりである。

とは言え、毎回「次回までに…」という終わり方で、発表までに数日しかなく、本当に資料が出来上がるのか心配になってきている。伝える人は誰で、どのようなことを、どのように伝えるか、なかなか合意できていないのが問題なのだろう。もちろん、皆が手を抜いているわけでもない。むしろ、互いに様子を見たり、遠慮したりしているせいかもしれないと感じる。残された時間は少ないが、何とかやりきって最後には気持ちよく乾杯で締めくくりたいと思う。


「飛んで火に入る」ものは何なのか?


企画提案やプランニングをしていて、どうしても陥りやすいのが「アイデア勝負」。周りの人や受け手もそこしか評価しないので、日々の業務という点で言うと仕方ない部分もあるが、やはりできるだけ控えたいと考えている。

ブレストしていても「割引」とか「無料」とか値段に関するものが出ると、結構多くの人が「安くなると多くの人に訴求できる」と判断しがちだ。でもこれってコミュニケーションではなく、金勘定に話がすり替わっていないか。どうすれば共感してくれるのか、何に心を動かしてくれるのかをを問わずに、伝える相手の財布の中身を覗きに行っても、ストーリーテリングにはつながらないと思う。

ただ、この違和感を理解してもらうのは結構難しい。色々なところでそんな経験をしてきた。すごく分かりやすい例で言えば、「タイトルに“無料”って入れたら、クリック率上がりますよね」といった発言をされたときだ。

確かにCTRに影響あるかもしれないが、最終的にコンバージョン率は上がらないというようなその後のユーザーの行動を想像してもらいづらいのである。「人の頬を札束で叩く」という表現があるが、人は何によって動き、感動するのか、プランニングする人は少し冷静に考える必要があるだろう。

ちょっと「アイデア勝負」とは話しが離れてしまったようだが、キラキラしたものに群がるのは夏の虫に任せた方がヨイと思っている。


【気になるマーケティング用語】SoLoMo


<意味>
Social(ソーシャル)、Local(ローカル)、Mobile(モバイル)の3語を組み合わせた造語。昨今、利用者を伸ばす先進的なサービスの要素を、端的にまとめたものとも言えよう。ベンチャーキャピタル(VC)の米クライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズ(KPCB)のパートナー、ジョン・ドーア氏が提唱したことで注目された。

スマートフォンに代表される高機能なモバイルデバイスの普及を背景に、個人の位置情報を容易に取得できるようになったことや、ソーシャルメディア利用者の急増などによって、新たなマーケティングの考え方として期待が集まっている。

<解説>
企業がSoLoMoに可能性を感じる一番の要因は、Webやソーシャルメディアを介して、顧客(潜在顧客)と店舗やブランドを直接的につなげられる点にある。

例えば、Facebookのチェックイン機能や投稿によって、ある店舗やブランドについての情報が、発信したユーザーのソーシャルグラフに拡散される。これはリアルな経験のシェアとなるため、企業発の告知などよりも真実味の高い情報ととらえられ、エンゲージメント向上に貢献する。

ソーシャルメディア上にある居住地や趣味の情報を分析すれば、個人の嗜好に沿った確度の高いターゲティングもできる。また、ある場所に近いユーザーだけに情報発信するといった施策など、これまでのマス広告やデジタルマーケティングだけでは、実現しないものだ。

<課題>
SoLoMoが本格化により、一人ひとりのユーザーから取得できる情報量が膨大になったことや、オンライン(ソーシャルメディア)とオフライン(店舗)との密接な連動が可能になっている点が、従来環境との大きな違いである。

「解析すべきデータが増える」「シームレスな施策が要求される」など高度化する面もあるが、パーソナライズした情報を提供して、顧客ニーズに適ったマーケティングが実施できるのが最大のメリット。こうした従来からの変化にどう対応し、どう生かすかが、今後企業の課題だと言える。


【気になるマーケティング用語】トリプルメディア


<意味>
トリプルメディアは、企業マーケティングにおいて核となる3つのメディアを整理したフレームワーク。3つのメディアとは、「ペイドメディア(Paid Media:買うメディア)」、「オウンドメディア(Owned Media:所有するメディア)」、「アーンドメディア(Earned Media:信用や評判を得るメディア)」である。

従来デジタルメディアは、マスメディアに対立するものとしてとらえられることが多かった。このフレームワークでは、マス広告をペイドメディアの1つとして考え、3つのメディアの有機的な連携を、マーケティングコミュニケーションの基本としたところに大きな意味がある。

<解説>
ペイドメディアは、費用を支払うことで利用できるメディア。主に、マス4媒体(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)やバナー広告などが分類される。時に高額なコスト負担を伴うものではあるが、短期間で不特定多数のユーザーへアクセスし、企業の意思通りに訴求できるのが一番のメリットだ。

オウンドメディアは、企業自らが管理、運営し、情報発信するメディア。自社が所有するWebサイトやメールマガジンなどを指す。自社のメディアであるため、コントロールしやすいのが長所。一方で、情報発信の対象は既存顧客が中心となり、新規顧客の候補となる潜在顧客など、非顧客とコミュニケーションが取りづらいのが欠点である。

アーンドメディアは、先述の通り、ユーザーからの信用や評判を得るためのメディア。ブログやソーシャルメディアといったCGM(Consumer Generated Media:消費者生成メディア)が、これに当たる。積極的に活用しようとする企業も少なくないが、ユーザー主導のメディアのため、思い通りにコントロールできない点は注意が必要になる。

<展望>
Twitter、Facebookなどのソーシャルメディアを通して、ユーザー自らが発信する情報が日々増加していることもあり、今後カギとなるのはアーンドメディアだろう。全体の設計としては、ユーザーをペイドメディアの露出によってオウンドメディアに誘導し、そこで提供した情報を基にアーンドメディアでの発言を促すのが一般的である。

最近では、このトリプルメディアにとどまらず、店舗などを加えてマーケティング活動を行う企業も出てきている。実店舗を、いわば“4つ目のメディア”としてとらえた取り組みだ。インターネットのみの施策よりも大きな収益が期待でき、投資対効果がより明確になる。O2O(オー・ツー・オー)マーケティングが注目を集めるのも、こうしたことが背景にある。

 
◎関連マーケティング用語:「O2O(オー・ツー・オー)」
O2Oは、オンライン・ツー・オフラインの略。オンライン(インターネット)での活動を、オフラインである実店舗などへ誘導し、購買行動につなげる考え方だ。インターネットと実店舗の連携は以前から存在しており、2000年頃には「クリック・アンド・モルタル」と呼ばれた。近年、システム連携の高度化やモバイル端末の進化にともない、O2Oとして新たに脚光を浴びている。⇒続きはコチラ