2020年のフジロックは、いきなり宿難民になる可能性が【フジロックGO #0094】


少しうっかりしていたが、本日の朝から、「オフィシャルツアー第2期全プラン受付開始」にある通り、オフィシャルツアーが早い者勝ちで申し込みできる。うっかりしていたくらいだから、アタクシは夕方になって気づいて、申し込めるか確認したところ、以下のような表示が…。

越後湯沢駅周辺エリア(ホテル1)(8/21-3泊プラン)
このツアーは満室もしくは満席です。

ご丁寧にも「このツアーは満室もしくは満席です」の文字は、ボールドの赤字だ。とても悲しい。実は、昨年も宿泊させてもらった宿に、メールで予約可能かどうか問い合わせているのだが、それについもとんと返事が来ない。やはり悲しい。

オフィシャルツアーの第1期は、見事三連敗してしまったこともあり、このままでは“宿なき子”である。アタクシ一人だったら、車中泊の選択肢もあるが、子どもたちも含めた4人だと、何とか宿を探さなければならない。雨が降っても嫌にならないフジロックではあるのだが、この宿探しが毎年苦痛だ。ホント、何とかならんものかと思う。


8月の苗場は予想以上に冷えるみたい【フジロックGO #0093】


アタクシが参加しているFacebook グループ「フジロックに行こう! ~We love FUJIROCK」で、下記のような記事の共有があった。半月くらい前の投稿だったが、やっと見られた格好だ。FUJI ROCK FESTIVAL 公式ファンサイト「FUJIROCKERS.ORG」のコンテンツである。

2020年のフジロック、8月の苗場ってどうなんですか? 気温調査編

2020年のフジロックが、例年の7月下旬開催から8月下旬に変わることを受けて、開催日ころの気温を調査したという内容。実際に2019年8月22日から25日にかけてキャンプを行い、その体験記を残したものである。

会場である苗場は、いつもの7月下旬でも夜は結構涼しく、アタクシは必ず長袖のカットソーを着るか、雨具などのジャケットを羽織る。ある程度、昼と夜の寒暖差は折り込み済み。ただ8月下旬だと、7月よりも暑くなるのではと思っていた。

しかし、記事の中身を読むと、7月下旬よりむしろ涼しいというか、寒いようだ。要点だけまとめると(アタクシ的に)、以下のような感じである。

・朝晩と昼とで寒暖差が激しく、最低気温15度から最高気温31度までを記録した。
・雨が降ると日中でも寒くなりがち、特にテントでは秋の防寒を意識すべき。
・予想気温だと、17度台から28度とかなり涼しい印象。

現実には、そのとき次第だとは思うのだが、8月だからと夏仕様ではなく、防寒対策もしっかりする必要があるようだ(特に子どもたち)。


コロナショックはフジロックを飲み込まないのか?【フジロックGO #0092】


コロナウイルスの影響で、昨日から在宅ワークを実施している。全く外に出ないというわけではないが、極力人の多いところには行かないようにしているので、世の中の雰囲気がよく分からない。ワイドショーなどをチラっと見て、分かったような気になっているが、実際はどんな感じなのだろう。

フジロックについても、今は開催で進んでいるが、本当に開催されるのか、やや疑わしい気持ちになっている。当初は、8月下旬だったら流石にコロナも収束していると高を括っていたが、これだけ経済活動に停滞感が漂うと、フェスの準備に支障が出るのではと思うようになったからだ。

フジロックの公式サイトを見る限り、3月17日の第一弾アーティスト発表以来、特に新しい情報発信はないようだ。「大丈夫だよ」でも「苦労している」でも、どちらでも構わないので、何らかコロナウイルスに関するコメントを発表してもらえないものだろうか。ざっとではあるが、Twitterのアカウントも確認したが、それらしい投稿は見受けられなかった。繰り返すが、ポジティブ、ネガティブにかかわらず、主催者側の考えやスタンスを聞かせてほしい。


とある在宅ワークの一日、なかなか苗場のことを思い出せず【フジロックGO #0091】


毎日「フジロックのことを考えよう」「苗場のことを思い出そう」と思って、この投稿を続けている。タイトルにもその投稿回数を書いているワケだが、今回は91回目だ。特にきりがヨイわけでもなんでもなく、何となく回数を読み上げただけである。本日はアタクシ、コロナウイルスの影響もあり、在宅勤務だったのだが、お客さん向けの提案資料を作成していたので、ほとんどというか、全くフジロックのこと考えられなかった感じだ。

春休みに入っていることもあり、家にはずっと10歳の息子がいた(来年度から小学校5年生になる)。現代っ子らしく、ニンテンドースイッチを使い、しかもオンラインで遊んでいる。アタクシたちのころとはレベルが違う感じだ。そんな息子に音楽聴かせて、こっそりロックの英才教育をしようと、午前中からずっと、自宅のiPod classicでThe Beatles(ザ・ビートルズ)を流していた。

流石にビートルズだから少し反応があると思ったが、無反応である。正直、予想外。以前、「FUJI ROCK FESTIVAL ’18 完全版」を視聴していた時、MONGOL800(モンゴルはっぴゃく)の「小さな恋のうた」を見ていて、息子氏が「この曲、聴いたことがある」と言ったので、アタクシ意味なくドヤ顔で「これは名曲ぞなもし」と答えたことがあった。なのでビートルズなら、きっとどこかの曲でリアクションがあると思っていたのだ。とまあ、アタクシが勝手に徒労感のある試みをしつつ、年度末最終日的な一日はふけていくのであった。


宿泊申し込みの抽選、三度落選【フジロックGO #0090】


昨日、投稿した通り、アタクシは宿泊地として田代・みつまたエリアを避け、ファミリー向けプランと銘打たれた「エンゼルグランディア越後中里」に、えいやで申し込んだ。苗場プリンスホテル、苗場・浅貝エリアに続き、三度目の正直を信じていた。お願い。

割と締め切りギリギリだったこともあり、翌日に当たる今日が抽選結果の発表である。申し込みメールによれば、幸運な結末は、当選者のみにメールで届くという。

2020年3月30日(月)15:00 ~ 17:00の間に
ご当選の方にのみ順次「当選」メールをお送りします。

本日、仕事をしながらメールを待った。たまたま15時半すぎにスマートフォンで確認すると、メールは来ていない…。何となく、嫌な予感はするものの、その後仕事に戻る。21時過ぎに改めてGmailを見たが、幸せを知らせるメールは届いていない模様。「あーあ」と思いながら、抽選結果を確認しに行くと、下の毎度お馴染み画像が出てきた。「厳正なる抽選の結果」画面を、見せられること三度(みたび)である(毎回キャプチャー画面を取っているヨ)。

ちょっと、アタクシ家は路頭に迷い始めてしまった。ファミリー向けプランは、やはり倍率高いのかもしれないなどと、反省しながら。


ファミリー向け「エンゼルグランディア越後中里」に申し込む【フジロックGO #0089】


苗場プリンスホテルに続き、苗場・浅貝エリアの宿泊にも落選【フジロックGO #0084】で、宿泊予約の第3次抽選について、以下のように書いていたのだが、なぜか申し込み時期を、明日30日からと勘違いしていた。

第3次:田代・みつまたエリア、ファミリー向けプラン(エンゼルグランディア越後中里、ホテルグリーンプラザ上越)
プラン:宿泊プラン バス+宿泊プラン
受付方法:抽選
受付期間:3/26(木)17:00 〜 3/30(月)11:00
当選発表:3/30(月)15:00 〜

そう思っていた理由は、正直よくわからないけど、先ほどふと勘違いに気づいて、慌てて「エンゼルグランディア越後中里」の予約に申し込んでみた。

お子様連れのご旅行であったら嬉しい子ども用ガーデンプールや屋内温水プールを無料でご利用いただけます。また、作って楽しい、食べて美味しい米粉ワッフルコーナーが充実の朝食とワクワク施設が盛りだくさん。

そして、宿泊施設の説明として、こう書いてあるが、これが本当かどうかよくわからないし、「ワクワク施設が盛りだくさん、って何?」というのが本音だ。3泊4日で総額10万円を超える予約なのだけど、この紹介文を読むだけでは不安感は拭い去れない。正直、フジロックのためじゃなければ、申し込まないだろう。はっきり言って、運営側の殿様商売である。ユーザーとしては、改善してもらいたい。

ついでにもう1つ、オフィシャルツアーセンターのWebサイトに関して言ってしまえば、宿泊プランの説明と申し込みページが、いつも別々になっていて、かなり使い勝手が悪い。少し業界っぽく言えば、UX(ユーザー体験)がとっても悪いと思う。

少なくとも、プラン内容の確認からすぐに申し込みができるようにしてほしいし、逆に、申し込みする前に、宿泊施設の説明をちゃんとしてもらいたいのである。導線が設計されておらず、ちゃんとしたディレクターが制作したとは思えないし、体験としてかなりプアーであることはいなめないだろう。これは抽選に落ちまくっているからと腹いせに言うわけじゃなく、何度も入力していて、使いづらさを繰り返し感じているからの発言である。


「FUJI ROCK FESTIVAL ’18 完全版」を見始めた【フジロックGO #0088】


過去に録画したFUJI ROCK FESTIVAL ’18 完全版を、ブルーレイで改めて見始めた。家事や子どもたちの食事を作りながらの視聴なので、正直、そんなにちゃんと見られているわけではない。もう一度じっくり見るつもりなので、ある意味下見的な感じだ。過去の映像だから、何を下見するのかと思われるかもしれない。

ここ4回ほど子どもたちとフジロックに行くようになって、本当にライブを見られなくなった。まあ、それは、折り込み済みで、仕方ないことだ。そんなこともあって、フジテレビNEXTを契約するようになった。多分、3年くらいになると思う。リアルタイムに会場にいても、たまたまも含めて見られなかった内容が、自宅で見られるのはありがたい話しである。結局、ほぼ一日をかけて1日目の大半を視聴した格好だ。じっと凝視できたわけではないので、個々のアーティストの感想はまたもう一度視聴してから。

それにしても、やっぱりフジロックの映像は、テンションが上がる。最初に出てきたMONGOL800(モンゴルはっぴゃく)の「小さな恋のうた」では、キッチンで聴いていて、子どもたちもそばにいたからか、何だか妙に泣けてしまった。べただけど、「ほら あなたにとって大事な人ほど すぐそばにいるの/ただ あなたに届いて欲しい 響け恋の歌」のところが、何ともじんわりしたのだ。そして、最近好きになったGLIM SPANKY(グリムスパンキー)も出演していて、改めて堪能できた。ボーカルの松尾レミさんの髪が赤いころで、ハスキー、セクシーだった。


何と、サマソニ2020は中止だった【フジロックGO #0087】


フジロックの情報を収集しようと、ぼんやりと「#フジロック」的なブログ記事をパラパラと読んでいたら、2020年の今年、サマソニは開催されないことを知った。「えー、マジかー」というのが率直な感想。実家から歩いて行ける夏フェスで(今は自宅からも歩いて行ける)、10年くらい前は、ちゃんと参加していたので、何だか寂しい話しだなと思った。

ざっと検索エンジンなどで調べてみると、「オリンピックのため中止」という記載がある。でもフジロックは、1カ月遅れで実施しているので、どうして中止と判断するのか、すぐには理解できなかった。なので、「サマソニ 2020 なぜ開催しないのか」といった感じで、さらに検索してみると、2017年のものだけど、以下の記事にぶつかった。

【サマソニ直前】サマソニ主催クリエイティブマン 清水社長にインタビュー

少し記事本文も引用してみると、次のような感じだ。

オリンピック開催時期は多分ホテルは取れない、機材も集められない、アルバイトや警備の人たちもそろわない、やりたくても物理的にできないと思うんだよね。フェスティバルってただ単にアーティストがいればいいだけじゃなくて、働いてくれる人たちであったり、様々な関連するものがあってこそだから、そこが欠けたとしたら、それはやっぱできないよね。

オリンピック会場として、幕張メッセが利用されることもあって、会場自体押さえづらいこともあるようだが、フェスの主催者は単純に会場を押さえて、アーティストをブッキングすればヨイわけではないことが分かる。改めてフェス開催、運営の大変さ、奥深さを感じる発言だろう。ただ、現在はオリンピックの延期が基本的に決まった状態なので、2021年のサマソニはどうなるのだろうというのも、やや心配になる。

そして、今年については、2020年限定のスペシャルフェス「SUPERSONIC」の開催が決まっているようだ。会場と日程は、次の通り。東京公演は9月19日(土)~21日(月・祝)にZOZOマリンスタジアムと幕張海浜公園、大阪公演は9月19日(土)~20日(日)に舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)。幕張海浜公園は、休みの日に子どもたちを連れて、日常的に利用している場所なので、SUPERSONICにも行ってみようかしら。


2020年フジロック、予習を始めると【フジロックGO #0086】


これまでは、ほとんどやっていなかったけど、2020年はこうして、フジロックにまつわるエトセトラを毎日投稿していることもあり、今年出演するアーティストの予習をしている。Apple Musicを利用しているから、音源を気軽に入手できるせいもあるかしら。

それぞれのアーティスト、音源についての具体的なコメントはまた改めるとして、何となく全体的に感じていることをぼんやり語ってみたい。実際に聴いたのは、アーティスト2人で、アルバムも全部で6枚くらいと、サンプルとしてかなり少なめだけど。

音源はApple Musicからのダウンロードで、聴くのはiPhoneを使い、会社の通勤、行き帰りがほとんどだ。日経ビジネスや『涼宮ハルヒの憂鬱』を読んだりしながら聴いているから、完全に“ながら聴き”である。予習と言っているのに、かなり雑な感じなのは許してほしい。

そんな雑な“ながら聴き”で恐縮なのだが、何を聴いてもオシャレで、聴きやすい音が耳に入ってくる。ただ、それなのに、あんまり心に残らないというか、少なくとも印象に残らないのだった。何だろう、この消費しちゃっている感じは、と思う。

その人たちのスタイルもあるだろうから、良い悪いではないのだけど、音は鳴っていても、楽器が鳴っていたり、生な感触がほとんどないのだ。うまい例えではないと思うけど、表参道のイカしたカフェに入ったら、インテリアもヨイし、店員さんも素敵、だけど肝心のコーヒーが何とも薄い味わい…という体験に似ている、といったらこき下ろしすぎだろうか。

まあ、とは言え、2020年の予習は始まったばかりだから、もう少し粘り強く聴き続けたいと思う。「待てば海路の日和あり」。


コロナの影響は苗場にも降り積もる?【フジロックGO #0085】


新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない。本日は、小池東京都知事が会見を行って、イベントの自粛や不要不急の外出を控えるよう訴えかけていた。その中でも、3密を回避してほしいというのが一番のメッセージ。そう、“ノー3密”である。

3密とは、「換気の悪い密閉空間」「多くの人が密集する場所」「近距離での密接な会話」のことだそうだ。帰宅途中の電車内で、小池さんの会見動画を見たおかげで、アタクシもこの言葉を初めて知った。

さて、会社の同僚にフェス好きの女性がいて、先日、たまたま会った際に、「フジロックやるんですかね」と尋ねられた。アタクシは、第一弾アーティストの発表やオフィシャルツアーの申し込み開始で、フジロックの主催であるスマッシュが、新型コロナウィルスを乗り越えて、開催すると腹をくくったのだと思っていた。

しかし、彼女からすると、まだまだ予断を許さないと思っているようだった。「アラバキに行きたいんですけど、まだ様子見てるんですよね」という。

確かに、いくらチケットを販売し、宿泊申し込みを受け付けていても、新型コロナウィルスの状況次第ではフジロックを開催できない可能性はある。3密そのままとは言わないまでも、多くの人が密集するであろう場所なのは、まあ間違いないかなとは思う。場所や場合によっては、近距離での密接な会話だって起こりうるだろう(ステージ前のモッシュピットとか)。

そうは言っても、一人のフジロッカーとして、無事にフジロックが行われて欲しいと願うしかないのである。そして、淡々とアタクシが今できる準備を進めていこうと思うのだ。